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テーパードパンツをカッコよく着こなすための選び方とは?

こんにちは!デザイナーの江森です。

テーパードパンツってどんなシルエットのパンツ?

テーパードパンツって誰にでも似合うの?

など、疑問を感じたことはありませんか?

この記事では最近人気のテーパードパンツについて、プロの目線で分かりやすくご紹介していきたいと思います。

この記事を最後まで読んでいただければ、「あなた」が必ずテーパードパンツを完璧に着こなせるようになることをお約束します。

テーパードパンツとは?

テーパードパンツとは

すっかり浸透した感のあるテーパードパンツですが、具体的にはどんなパンツなのでしょうか?

ここでは、詳しく「テーパードパンツとは何か?」について解説していきたいと思います。

1-1.テーパードパンツの定義について

テーパードとは先がしだいに細くなることの意味で、テーパードパンツとは太ももから裾に向かい細くなっているシルエットのパンツのことを指します。

1-2.テーパードパンツのシルエット種類について

現在、各ブランドやショップなどで販売されているテーパードパンツは、大きく分けて4つの種類がありますので下記に挙げてみると。

  1. スリムノータックテーパード・・・・現在の主流タイプ。わたり幅(太もも付け根)から裾にかけて全体的に細身になっていてテーパードのラインも比較的ゆるやか。
  2. ワイドノータックテーパード・・・・まだ一般的には少数派ではあるが、最近増えてきているタイプ。わたり幅(太もも付け根)が広くなっているのでテーパードラインはきつめであり、ドレスパンツよりもカジュアルパンツに多くなっている。
  3. 1タックテーパード・・・・これも最近増えてきているタイプ。タックがあることによりノータックと比べてわたり幅(太もも付け根)が広くなりテーパードがきつめになっている。スーツの組下パンツとしても増えてきている。
  4. 2タックテーパード・・・・4種類の中でもタックが2本入ることによりわたり幅(太もも付け根)が一番広くなりテーパードもかなりきつくなっている。イタリア人のファッショニスタなどが履いている姿が雑誌などで紹介され注目されているシルエットである。スーツの組下パンツというよりジャケットに合わせる単品パンツとして増えてきている。

わたり幅とは・・・・太ももの付け根の一番広い部分の幅のことを言う。

以上の4種類になりますが、大きく2つに分けるとスーツの組下やドレスパンツとしては、スリムノータックテーパードや1タックテーパードになり、ジャケパンスタイルやカジュアルパンツとしては、ワイドノータックテーパードや2タックテーパードということになります。

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私個人としては、ジャケパンやカジュアルなスタイルが多いので、最近はいているパンツはワイドや2タックのテーパードが多いです。わたりが太いゆるさ加減がとても楽チンでクセになります!

テーパードパンツのメリットとは?

テーパードパンツのメリット

テーパードパンツについて解説してきましたが、どんなメリットがあるのでしょうか?

下記の4つのメリットについてご紹介したいと思います。

  1. 太ももが太くても楽にはくことができる
  2. 脚を長く見せることができる
  3. スポーティーなイメージを演出することができる
  4. 全体のシルエットをスッキリ見せることができる

2-1.太ももが太くても楽にはくことができる

テーパードパンツはラクに履ける

テーパードパンツは、スキニーパンツなどと比べて太ももやヒザ部分にゆとりがあるのが特徴のシルエット。

スポーツをやっていて太ももの筋肉が発達している人や、全体的に下半身がしっかりしている人でも無理なくはくことができます。

スキニーパンツとは・・・・スキニ―(skinny)とは英語で「やせこけた、骨と皮ばかりの」の意味。

全体的に細身で、はくと脚にフィットしてくるタイトなシルエットが特徴のパンツ。

脚をほっそり見せる効果があるためレディースに多いシルエットですが、メンズでもモード系のブランドなどが展開している。

2-2.脚を長く見せることができる

スリムノータックテーパードや1タックテーパードシルエットなどは、適度なわたり幅(太もも付け根)の広さで、ヒザから裾にかけて細くなっている。

余計なゆとりがなくスッキリとしたラインに見えることから足を長く見せる効果があります。

2-3.スポーティーなイメージを演出することができる

テーパードパンツは裾幅が細いこともあり、ノークッションもしくは少し短めの丈ではきこなすことがポイントになります。

短い丈で裾の分量感を小さく短く見せることにより、スポーティーで軽快な印象を与えることができます。

2-4.全体のシルエットをスッキリ見せることができる

ドレススタイルではジャケット、カジュアルスタイルではブルゾンやパーカーなど、上半身にどんなアイテムを持ってきても、テーパードパンツをスタイリングすれば、裾の先端がスッキリしているので上半身のボリューム感を緩和することができます。

テーパードパンツをボトムに合わせれば、全体のシルエットをキレイにコンパクトに見せることができるのです。

テーパードパンツの注意点とは?

イイことだらけのテーパードパンツですが、着こなす上での注意点はあるのでしょうか?

注意する点についても解説してみたいと思います。

3-1.股下を短くしすぎると子供っぽい印象になってしまう

テーパードパンツの股下の短さ

テーパードパンツは裾をジャストもしくは少し短めにはくことが着こなしのポイントです。

くるぶしが全開に見えるような丈まで股下を短くしてしまうと子供っぽい印象を与えてしまう可能性がありますので注意して下さい!

年齢やTPOに合わせた着こなしを意識することが、テーパードパンツをカッコよくはきこなす上で重要になります。

3-2.わたり幅の寸法が広すぎると足が短く見えてしまう

太もものゆったり感と裾に向かう細さが特徴のテーパードパンツですが、シルエットの特徴を表現するには適度な股下の長さが必要になります。

身長が低い人や足が短い人がはく場合は、ノータックワイドや2タックなどのわたり幅(太もも付け根)が広いタイプはオススメしません!

わたり幅(太もも付け根)が広く股下が短いと、シルエットのラインが表現できずに足がより短く見えてしまう可能性があるからです。

テーパードパンツを選ぶポイントは?

テーパードパンツのメリットと注意点を理解した上で、実際にお店で購入する際のチェックポイントについてご紹介したいと思います。

テーパードパンツを選ぶ際の4つのチェックポイントは下記になります。

  1. ストレッチ素材かどうか?
  2. センタープリーツが入っているかどうか?
  3. 股上は適度な深さになっているか?
  4. 裾幅の寸法は狭すぎず、広すぎはしないか?

4-1.ストレッチ素材かどうか?

太ももにはゆとりのあるテーパードパンツですが、ヒザから裾にかけてのシルエットは細くなっています。

立ったり、座ったりすることが多い日常生活の中で、テーパードパンツを快適にはきこなすためにもストレッチ性がある素材でつくられているかが重要なポイントになります。

特に裾口に関しては、裾幅が細いので素材にストレッチ性がないとパンツをはくときにも不便で、また歩いたりしても窮屈さを感じたりすることもあるので十分確認して下さい。

4-2.センタープリーツが入っているかどうか?

先端に向かい細くなっているシルエットが特徴のテーパードパンツですが、そのシルエットの特徴を活かす上でもセンタープリーツが入っているかを確認するが重要になります。

一般的には、スーツやジャケパン用のドレスタイプのパンツにはセンタープリーツが入り、カジュアルタイプにはセンタープリーツが入らないケースが多い。

テーパードのラインを強調して、より足長に見せたいのであればセンタープリーツありのタイプを選ぶことをオススメします。

センタープリーツがないと、はいたときのシルエットが少し横に広がって見えてしまいますが、センタープリーツが入っていれば横に広がることなく縦長でスッキリ見えるという視覚効果があることが理由です。

いずれにしてもパンツのシルエットをどう見せたいかによって、センタープリーツの有り無しを選ぶことがポイントになります。

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私もキレイめなスタイリングを意識するときはセンタープリーツありを、ユルめのカジュアルスタイリングのときはノープリーツをと、使い分けてはいています!

4-3.股上は適度な深さになっているか?

テーパードパンツの股上の深さ

テーパードパンツをはいて足長に見せるためにも、股上の深さを確認することもポイントです。

股上とは、簡単に言うと”ウエストベルトの上端から股下の縫い合わせ部分までの距離”のことですが、この股上の深さはシルエットの見え方と重要な関係性があります。

一般的にはタックが入れば股上は深くなり、わたり幅(太もも付け根)が広くなれば股上も深くなります。

ここでの注意点は、股上が深くなれば裾までの長さの距離が短くなるのではいたときの足長効果が演出しづらくなる点です。

試着の際には、鏡に映った自分の姿を見て股の付け根から裾までの距離をしっかりチェックして下さい。

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私も自分ではく際には、スッキリ、シャープに見せたいときは股上が浅いタイプを、ゆるくカジュアルに見せたいときは股上の深いタイプを選び使い分けてはいています!

4-4.裾幅の寸法は狭すぎず、広すぎはしないか?

テーパードパンツをはきこなす上で、裾幅の寸法も重要なチェックポイントです。

現在販売されているテーパードパンツの裾幅は16.5cm~18cmぐらいまでのタイプが多いのですが、個人的には17~17.5cmぐらいの裾幅が良いと感じています。

イタリアのパンツ専門ブランドのインコテックスやPT01も17cm~17.5cmぐらいのタイプが多いので、やはりわたり幅(太もも付け根)からヒザそして裾にかけてのシルエットがキレイにでやすいのではないかと思います。

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私自身がデザインするときのパンツの裾幅も17~17.5cmが多く、非常にバランスの良いシルエットになります!

4-5.股下の長さは適正なバランスになっているか?

テーパードパンツをはきこなす上で、股下の長さも大変重要です。

裾幅が細いので股下を長くしてしまうと野暮ったくなってしまう可能性があり、注意が必要になります。

具体的な股下としては、ワンクッションやツークッションなどの裾をモタつかせることはNGで、長くてもノークッション、理想は少し短めにスポーティーにはくことがポイントになります。

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あくまでも少し短めがポイントで、くるぶし全開に見せてはいてしまうと子供っぽく見えてしまうので注意して下さい!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上のように、テーパードパンツの選び方や着こなし方についてご紹介してきましたが、この記事を参考にしていただいて、あなたがテーパードパンツを完璧にカッコよく着こなせることを願っています。